印刷費のコストを抑える方法

印刷業者に依頼する前に、ちょっと待った!
この内容を知らずに進めると、気づかないうちに5,000円もムダにしてるかも!?
そんなもったいないことにならないように、今回は印刷コストをかしこく節約する方法をご紹介しますので是非最後まで読んでみてくださいね。
それでは見ていきましょう!
紙質はこだわりがなければ無難を選ぶべし
紙質は主に「用紙の種類」と「用紙の厚さ」を選定することができます。
そもそも紙質を選ぶ理由として、「チラシ等を手にした時の手触りをこだわりたい」「富裕層へ向けて高級感を出すため紙質はこだわりたい」などが上げられると思います。
一方で紙質にこだわりがないからと言ってコスパ重視でペラペラな紙質を選んだ結果、破けたりデザインデータより色合いが違うものに仕上がってしまうなどの懸念もあります...
ですので、紙質に関してはコスパ重視にはせずに一般的で中間価格の種類と厚さを選ぶことをおすすめします!
用紙の種類について
主にチラシ・フライヤー・パンフレット等で使用される用紙の種類は、光沢紙(コート紙)半光沢紙(マットコート紙)普通紙(上質紙)が挙げられます。この中で無難な種類は「光沢紙(コート紙)」がオススメ!
光沢紙(コート紙) | イベント告知用のフライヤーやファッション誌によく使用されており、光を反射するコーディングが施され、色の発色が鮮やかな仕上がりとなります。 |
半光沢紙(マットコート紙) | 光の反射を抑えるつや消しコーディングが施され、高級感のある紙質です。しっとりとして落ち着いた仕上がりとなります。 |
普通紙(上質紙) | 一般的なコピー用紙に近い紙質で、アンケート用紙などによく使用されます。光沢紙、半光沢紙と比較して色が沈んだ仕上がりになります。 |
用紙の厚さについて
一般的な用紙の厚さを選ぶなら、標準的な「光沢紙90kg」を選ぶのが、品質とコストのバランスがよいでしょう。
薄紙光沢紙(73kg) | コピー用紙より少し薄めの厚さで、包装紙や薄めのイベントフライヤー、ポスティング・チラシ等に多く使用されます。 |
標準(90kg) | コピー用紙と同程度の厚さです。印刷の定番用紙となり、ポスティングチラシやイベントフライヤーなどに使用されます。 |
少し厚め(110kg) | コピー用紙より少し厚めです。イベントの告知チラシやポスティング・チラシなどに多く使用されます。 |
厚め(135kg) | コピー用紙と郵便ハガキの中間程度の厚みになります。写真集の表紙やポスター、しっかりとしたイベントの告知チラシなどに使用されます。 |
用紙サイズの選定は慎重に
チラシ・フライヤーの場合
フライヤーやチラシを作るときは、用紙のサイズを変えるよりもA4サイズ内でうまく情報をまとめて、片面・両面で調整する方がコストを抑えやすいんです。因みに片面と両面の差額は平均約500円ほど!サイズ変更より安いと思います。
よく「サイズを小さくすれば安くなるんじゃ?」と思われがちですが、業者によってはサイズが小さい=安いとは限らないので注意しましょう!
パンフレット・リーフレット等の場合
それから、折パンフレットについては2つ折りが一番コスパ◎。
三つ折りや観音開きなど、ページ数やサイズが増えるとその分料金もアップします。
もちろん見た目も大事ですが、伝えたい情報が少ないのに無理にサイズを増やすのはちょっともったいないかも。必要な情報をしっかり整理して、ちょうどいい形を選びましょう!
納期は余裕を持とう
チラシやパンフレットなど、どんな印刷物でも納期に余裕をもたせるだけで、割増料金を避けられる可能性が高くなります!
印刷会社って、納期が短くなるほど料金がアップするんですよね…。
実は、最短納期とゆとりある納期では、3,000〜4,000円くらい差が出ることもあるんです!
なので、「構成 → デザイン → 印刷」までをちゃんと計画して、余裕を持ったスケジュールで進めるのがコツです。
慌てずゆったり進めた方が、おトクで安心ですよ!
まとめ
いかがでしたでしょうか。今回は印刷コストを抑える方法をご紹介しましたが、最後まで読んでおわかりの通り、これから印刷物を依頼もしくは自主制作される方に有益な情報ですね。
自主制作をする方にとってはその他にも、テンプレートをダウンロードしてデザインから、入稿チェック・印刷依頼と、正直「めんどくさい」です...
そこで、私たちアド・エータイプに印刷物の制作を依頼してみませんか?私たちは印刷物(DTP)全般のデザインを手掛けると共に、印刷の入稿まで一括まるッと依頼ができます!
「予算〇〇円でA4サイズのチラシを作りたいと思ってる」くらいの段階でご相談いただけば、最適なプランをご提案しますので、どうぞお気軽にお問合わせください。