ITパスポートってどんな資格?IT業界未経験者が実践した勉強法もご紹介!

スタッフブログをご覧の皆さま、はじめまして。
7月からアド・エータイプに入社した、うにまるです!
私は非IT職からの転職を機に、この度ITパスポートを取得しました!
今回はそんな私が、
「ITパスポートってどんな資格?」
「独学でも合格できるの?」
…などなど、ITパスポートという資格について体験談も交えてご説明します!
目次
そもそも、ITパスポートとは?
ITパスポートは、ITに関する基礎知識を証明する国家資格です。
仕事や生活において、正しくITを活用するための力を身につけることができます。
IT系の国家資格の中では最も入門用の資格で、初めての資格取得にも適しています◎
筆者の私も、運転免許以外に取得した初めての資格がこのITパスポートでした!
ITパスポートは、こんな人におすすめの資格!
非IT職からIT職への転職を考えている人

「IT業界へ転職したいけど、全くの未経験でついていけるか不安…」
「面接でのアピール材料が足りず自信が無い…」
など、未経験からIT業界への就職を希望している方にぴったりなのがITパスポート。
筆者の私もこちらのパターンに該当します。
【業界の知識を得たい!→せっかく勉強するなら資格が取れるものは無いのかな?】
と考えて調べてみたところ、ITパスポートという資格があることを知りました!
新しい業務を覚えるうえでのベースとなる基本的な知識を習得しながら、合格すれば履歴書への記載もできるなんて、なんだかお得感がありますね…!
就職活動を控えている学生
これから就職活動をする予定の学生さんにも、ITパスポートは非常におすすめの資格です。
IT業界への就職を希望している人はもちろん、非IT業界を希望する人にもおすすめ!
業界問わず、新卒採用においても資格を持っていることで一つの強みとしてアピールすることができます。
また、一部の大学ではITパスポートの取得が単位として認定されることもあるようですので、一度大学のシラバスを確認してみましょう!
このように、ITに関する基礎知識を体系的に学ぶことができるITパスポートは、IT業界で働く人以外にも幅広い層におすすめの資格となっています。
次項で詳しい学習内容を見ていきましょう!
ITパスポート試験で勉強するのはどんな内容?
ITパスポート試験の内容は大きく分けて3つの分野に分かれています。
ストラテジ系 | マネジメント系 | テクノロジ系 |
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よく見ると、技術的な内容ももちろん含まれていますが、企業活動やマネジメントなどの分野では、非IT業界でも耳にするような用語が多く出題されています。
そのため、試験範囲に登場する用語全てが初見ということはまず無いでしょう。
私もひと通り試験範囲を確認して、聞いたことがある用語が3割ほどありました!
テクノロジ系の分野には計算問題も含まれていますが、中学・高校の数学の内容がほとんどで、こちらも見覚えのある問題が多かった印象です。
このように、どこかで見聞きしたことのある内容が含まれており、チャレンジしやすい内容であるところも、IT業界未経験の人にITパスポートが人気な理由の一つかもしれません。
ITパスポート試験の合格率は?
ITパスポート試験 合格率の推移
データを見ると、年によって微妙な変動はあるものの、合格率は一定して50%前後で推移しています。
ただし毎回受験者の中には、会社や学校の指示で半ば強制的に受験した人も一定数いるようで、実際に合格を目指して十分な試験対策をして受験した人の割合で考えると、合格率はもう少し高くなるかもしれません…!
そしてなんと、社会人の職種別合格率で比較すると、ほとんどの年でIT系よりも非IT系の方が合格率が数%高い傾向にあります!驚きですよね!
合格に必要な学習時間はどれくらい?
ITパスポートの合格に必要な学習時間の目安は、非ITで独学の方の場合は100~130時間とされています。
100時間と聞くとつい身構えてしまいますが、1日1時間の勉強時間を毎日続けると、およそ3ヶ月強となります。
毎日勉強時間が確保できない場合は週末にまとまった時間を確保するなど、自分の生活リズムに合ったスケジュールが組めるのも独学のメリットです!
独学でも合格できるの?実際に合格した勉強法を紹介!

ITパスポートは独学でも合格できる?
ITパスポートを学習する手段としては、スクールに通う等の方法もありますが、費用や時間面などの理由からスクールや通信講座はできるだけ利用せず、独学で学習していきたい!と考える方も多いのではないでしょうか。
結論からお伝えすると、ITパスポートは独学でも十分合格を目指せます!
実際に私も完全に独学で合格することができました。
独学で勉強する場合は、書店などでテキストを1冊購入し、それに沿って学習していくのがおすすめ。
実践した勉強法を紹介します!
気になるのが独学で学習する際の勉強法ですよね。
ここで、私が実際に合格することができた勉強法をご紹介します!
- .テキストを読み進めつつ、章末問題を解いてみる
- .一問一答で単語を叩き込む
- .過去問を解いて本番の問題形式に慣れる&正答率の推移を確認
- .正答率の低い分野は、テキスト・一問一答に戻って復習
- .3~4を繰り返す
テキストは書店に様々な種類が販売されており、クチコミなども気になるところですが、
自分にとって分かりやすい思うものや、デザインが好みなものを選ぶことが、その後の勉強のモチベーションにも繋がります!
また、私は一問一答形式で単語を覚えていくのが自分に合っているなと感じたので、別途問題集を使用しました。
こちらは人それぞれ合う合わないがあるかと思いますので、あくまでも参考までに…!
過去問を解く際は「時間」と「正解以外の選択肢」を意識しました!
ITパスポートの試験では100問を120分で解かなければいけません。
見直しの時間も考えると90~100分で解き終わるのが理想的!
過去問で慣れていても、本番になると緊張や焦りで解くのに時間がかかるため、普段からタイマーで計って意識すると安心です◎
また、ITパスポートの試験は4択から選ぶ選択式です。
つい正解の選択肢ばかり覚えようとしてしまいがちですが、正解以外の選択肢の解説もしっかり読んでおくことが本当に大切です。
「なぜこの選択肢は間違いなのか?」まで確認するようにしましょう!
(私はこれを意識し始めた途端に正答率が急上昇しました…!)
過去問は、特に問題集は購入せず、こちらのサイトを利用しました▼
「ITパスポート試験ドットコム 過去問道場」
ITパスポート試験の過去問題演習をすることができ、試験対策として多くのユーザーから支持されています!
「用語は覚えたけど、実際の試験形式では何割くらい解けるんだろう…」
そんな不安を解決してくれるのがこのサイト◎
たくさん解いて、本番力を養いましょう!
…以上が、私が実践した勉強法です。
近年はYouTube等でも様々な解説動画がアップされていますので、スマートフォンも活用しつつ、通勤時間などの隙間時間で学習を進めていくのも効率的ですね◎
自分に合った方法で楽しく勉強しましょう!
試験について

試験実施日
ITパスポートの試験は、他の資格試験と比べると比較的頻繁に実施されています。
地域によって異なりますが、弊社のある宮城県仙台市では週に数回のペースで実施されていました!
試験会場は、テストセンター等が設定されている場合が多いようです。
詳細は公式のホームページをご確認くださいね!
試験の申込
ITパスポートの試験は、ネット上で申込をして受験します。
申込は試験日の3か月前から可能となり、土日の枠から埋まっていく傾向がありますので、余裕を持って申し込みましょう。
試験対策を万全にしてから気持ちに余裕を持って申し込みたくなりますが、先に試験に申し込んでしまい、「受験日」という目標日を自分に設ける方が、学習スケジュールも立てやすく、集中して取り組めるのでおすすめです!
受験の申込はこちらから!
まとめ
いかがでしたでしょうか。
本日はITパスポートについて簡単にご紹介させていただきました!
実際に受験してみた感想としては、「チャレンジして良かった!」の一言に尽きます。
持っていて損の無い、いま大変人気のある資格の一つですので、
興味を持ったという方はこの機会に是非、受験を検討してみてください!
弊社では、ITパスポート試験にも登場する、Webサイトやシステムの困った!を解決すべく、随時ご相談を受け付けております◎
サイト制作やセキュリティ対策でお困りごとがあれば、お気軽にお問い合わせフォームにお寄せください!