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Google検索で求人情報を掲載するためには?「Googleしごと検索」で採用活動をさらに強化

2025/08/05 Web担当者向けノウハウ

こんにちは、シャトルです。

今回は、求人情報をGoogle検索上に表示させる方法について解説します。
企業の採用活動は、自社の採用サイトをはじめ、求人媒体への掲載やSNSの活用、説明会や就職イベントへの参加など、さまざまな手法があります。その選択肢のひとつとして、Google検索に自社の求人情報を掲載できる方法があるのをご存知でしょうか?具体的には、「Googleしごと検索(Google for Jobs)」という仕組みを使用します。うまく活用すれば、より求職者へアピールすることができますし、採用コストを削減することが可能になります。
この記事では、その掲載方法等を詳しく説明したいと思います。

「Googleしごと検索」とは

Googleしごと検索(Google for Jobs)とは、Google検索結果の中に求人情報を直接表示できる仕組みです。例えば「〇〇市 アルバイト」や「営業職 正社員」などのキーワードで検索した際に、検索結果の上部に「求人」欄として表示されるのが、Googleしごと検索の機能となります。これにより、求職者は検索上で自分に合った仕事を簡単に見つけることができるようになっています。

この機能は、GoogleがWEB上にある求人情報を収集し、構造化データ(特定の形式で記述されたHTML情報)をもとに自動的に掲載しているものです。そのため、専用の管理画面での投稿や特別な申し込みなどが不要で、自社の採用サイトで構造化データを用意するだけで掲載、反映されるという特徴をもちます。

「Googleしごと検索」のメリット

1.無料で求人情報を掲載できる

一つ目のメリットは、無料で求人情報を掲載できることです。Googleしごと検索は、求人媒体のような掲載費がかからず、構造化データを自社サイトに設置するだけで利用できます。特別な申し込みやアカウント登録も不要で、情報の修正や更新も自社で自由に行えます。そのため、コストをかけずに継続的な採用活動が可能になる点が大きな利点です。

2.Googleの検索画面の上部に表示される

二つ目は、Google検索の上部に求人が表示されることです。「地域名+職種+求人」などで検索すると、検索結果の目立つ位置に自社の求人が表示されます。視認性が高く、スマートフォンでも見やすいため、求職者の目に留まりやすく、クリック率や応募数の向上が期待できます。知名度に関係なく、他社と同じ土俵で勝負できる点も魅力です。

「Googleしごと検索」への掲載方法

1.自社のウェブサイトに求人情報を掲載する

まずは自社の採用サイトや下層ページなどに、求人情報のページを作成します。仕事内容、勤務地、給与、雇用形態などの必要な情報を明確に記載し、求職者にとってわかりやすい構成に整えておくことが大切です。

2.構造化データを使用して情報をマークアップする

作成した求人ページには、Googleが情報を正しく読み取れるように「JobPosting」という形式の構造化データを埋め込みます。これはHTML内に特定のマークアップを加えることで、求人情報であることをGoogleに伝える役割を果たします。構造化データが適切に設定されていれば、Googleしごと検索に自動的に掲載される可能性が高まります。

Google検索上に掲載されないときに確認すること

提供する構造化データに抜け漏れはありませんか?

Googleしごと検索に正しく掲載されるためには、構造化データの必須項目がすべて記載されている必要があります。特に「職種名」「雇用形態」「勤務地」「仕事内容」「有効期限」など、主要な情報に漏れがないかを確認しましょう。

構造化データの必須項目について

求人ページのコンテンツと構造化データにズレはないですか?

構造化データと実際の求人ページの内容に食い違いがあると、Googleに信頼されず掲載対象から外れる可能性があります。たとえば、ページ上には「正社員」と書かれているのに、構造化データでは「アルバイト」となっている場合などは修正が必要です。

求人情報に応募する機能はありますか?

Googleは、ユーザーが実際に応募できる求人ページを重視しています。応募フォームやメールリンクなど、求職者がアクションを起こせる導線がきちんと設置されているか確認しましょう。応募手段がない場合は、掲載対象外となることがあります。

Googleしごと検索の掲載に向いているサイト構成例

Googleしごと検索に求人情報を適切に掲載するためには、サイト構成も重要な要素のひとつです。求職者にとって情報が整理されていて見やすく、Googleが情報を正しく認識できる構成が求められます。以下のような分類でページを構成すると、構造化データとの整合性も取りやすく、掲載につながりやすくなります。

1.採用区分・雇用形態別

2.職種別

終わりに

Googleしごと検索は、費用をかけずに自社の求人情報を多くの求職者に届けることができる、非常に有効な手段です。正しく構造化データを設定し、求人ページの内容を整えることで、検索結果に表示される可能性が高まり、応募の増加にもつながります。採用活動において、自社サイトの活用がますます重要になっている今こそ、Googleしごと検索を取り入れてみてはいかがでしょうか。


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