① 要件定義（Webサイトの仕様を決める）

ここからWordPressを用いたWebサイト制作の流れについて説明します。まずは、Webサイトの仕様を決める工程です。ここでは必要なコンテンツ・ページの洗い出し、構成の設計を行い、全体の設計図である「サイトマップ」とページごとのレイアウト図「ワイヤーフレーム」を作成します。
また、この段階でWordPressのテーマを選定します。「テーマ」とはWebサイトのデザインや表示の仕組みを決めるテンプレートのことです。テーマは様々ありますが、アド・エータイプでは基本的に自作テーマで構築を行います。既成テーマではなく自作テーマで構築を進める理由しては、以下が挙げられます。

• ・機能・デザイン面での微細な制約に縛られることなく、仕様に沿って制作ができる
• ・不要な機能を搭載しないため、サイトの軽量化や安定したセキュリティ性を実現
• ・テーマ構造や内部コードを熟知しているため、公開後の運用（サイト修正や機能追加・カスタマイズ）で迅速かつ柔軟な対応が可能

※特段の理由・事情がない限り、弊社の自作テーマをオススメしています。

② デザイン

作成されたワイヤーフレームをもとに、デザインを作成します。ヒアリングで得たコンセプトやご要望をもとにデザインをし、要件定義で決めた機能部分も反映していきます。

③ HTMLコーディング・WordPress構築

デザインが決定したら、コーディングを行います。
コーディングが終わったらWordPress構築に入ります。まず、コーディングしたデータをWordPressに組み込みます。その後、投稿機能やお問い合わせフォームなどの実装に入ります。機能によりプラグインを導入して対応します。

④ 動作テストとデバッグ

WordPress構築を一通り終えたら、テストとデバッグを行います。具体的には、以下の項目などを満遍なくチェックし、適宜修正を行います。

• ・投稿機能の動作チェック（実際に入力してみて投稿公開まで行う、投稿表示は問題ないか、投稿が無かった場合に表示崩れはないかなど）
• ・作成したフォームの動作チェック（入力された内容が問題なく送信されるか、自動返信メールの内容に間違いはないかなど）
• ・テーマやプラグイン上の設定が適切に行われているか

この他にも弊社独自の品質管理チェックリストを活用し、公開に向け問題なく動作するかを確認します。

⑤ サイト公開と運用

Webサイトを公開します。必要に応じ、コンテンツの更新や管理を行います。
また、定期的にWordPress本体、テーマ、プラグインのアップデートを行い、セキュリティを維持します。