会社案内や商品カタログを作ることになったときに、「何を準備すればいいの？」「冊子とパンフレット、どっちを選べばいいの？」といった疑問を持つ方も多いのではないでしょうか。
こうした悩みは、制作会社に問い合わせれば早く解決することもできますが、すべてを丸投げしてしまうと、予算オーバーになったり、思っていたクオリティと違う仕上がりになることも。

そこで今回は、冊子デザインを依頼する前に知っておきたい4つのポイントをご紹介します。
事前にチェックしておけば、費用を抑えつつ、納得のいく冊子制作につながりますよ！それでは見ていきましょう。

そもそも冊子ってなに？

冊子とは、複数のページをまとめた印刷物で、情報を整理しやすく、持ち運びにも便利なアイテムです。
よく使われる場面としては、「商品カタログ」や「広報誌」、「学校案内」、「フリーペーパー」、「週刊誌」などがあります。

パンフレットと冊子は混同されやすいですが、パンフレットは内容がコンパクトで、デザインやビジュアルに重点を置いた小規模な冊子、というイメージを持つと分かりやすいかもしれません。

冊子のタイプ

冊子のタイプは主に以下の3つに分けられます。

冊子デザイン依頼時の４つのポイント

それではここから本題になります。依頼時に４つのポイントをおさえておくことで、予算の削減や紙媒体の種類が変動するので、ぜひ参考にしてみてくださいね。

１．目的と用途を明確にする

よくありがちなのが「情報量が多いから冊子にしよう」です。これでは訴求できないどころかただの紙切れになってしまいます。
デザイン依頼の前に最低限用意しておくことは、「目的と用途を明確にしておくこと」です。まずは下記の目的と用途の例を御覧ください。

「商品を購入してもらいたい」「ポスティングする」となれば商品のスペックが詳細に掲載されたカタログを作りたいとなれば、冊子に適していますね。

このように、明確にしておくことで自ずと利用シーンを想定することができると思います。その上で紙媒体を選定するとよいでしょう。
もちろん「全て制作会社に丸投げ」でも可能ですが、依頼時に目的を明確に提示すると、納品までスムーズに進行できるとともに、場合によっては構成費が省かれて費用削減になる可能性もあります。

２．掲載する情報内容

情報の内容やボリューム感をしっかり把握できれば、企業や商品・サービスの重要な価値を効果的に伝える冊子を作成できます。可能であればパワポやワード等やラフを簡易的でも作成して制作会社に依頼するとよいでしょう。
また、制作会社によってはコンセプトからの提案を希望することも可能です。ヒアリングを通じて、細かい部分を確認しながら情報を整理し、最後までサポートしてくれます。

３．商品やサービス画像

画像は、文章だけでは伝えきれない重要な要素です。また、画像のクオリティが冊子の印象を大きく左右します。デザイン着手時にデザイナーが画像を魅力的に編集しますが、元の画像が粗かったりサイズが小さいと、編集が難しくなることもあります。もし適切な画像が準備できない場合は、写真撮影もトータルで提供しているデザイン会社をおすすめします。写真撮影をプロに依頼することができますので、迷わず専門家に任せるとよいでしょう。

４．各メディアの情報

冊子にWEBやSNSの情報を載せることで、さまざまな場面で利用や購入が可能になり、オンラインとオフラインの連携が生まれます。
また、冊子デザインを通じて企業のブランドの一貫性を保つため、もし他のメディアを活用している場合、依頼時に情報を共有するとよいでしょう。

まとめ

冊子デザインにおいて、依頼者と制作会社の間で情報がしっかりと共有されることは非常に重要です。冊子は多くの情報を集約し、視覚的に伝えるメディアであるため、制作過程でのコミュニケーションが円滑に行われることが、成功する冊子作成に繋がります。
今回は依頼時におさえておくポイントをまとめましたが、すべてを完璧に把握しておく必要はなく、不明点や疑問があれば、早めに制作会社と相談することで、誤解や不一致を防ぎ、よりスムーズに進行することができるので、まずは相談してみるとよいでしょう。

私たちアド・エータイプは、冊子デザインはもちろん、様々な媒体のデザインをご提案している他、写真撮影も行っているので一括してご依頼が可能です。
この記事を見て、早速ご相談したいことがありましたら、下記からお気軽にお問合せください。

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