株式会社アド・エータイプ

仙台のホームページ制作はアド・エータイプ

STAFF BLOGスタッフブログ

【2023年12月最新】Googleコアアップデートって何??全体像から具体的な対策まで網羅的に解説!

2023/10/19 SEO

お久しぶりです、シャトルです。直近の投稿から5ヶ月程経過、いつの間にか夏は過ぎ、肌寒い季節になりましたね。皆さん、お元気でしたでしょうか。

さて、今回はGoogleのコアアップデートについて解説したいと思います。

今更感がありますが、改めてGoogleコアアップデートのこと、直近で行われたアップデート情報について皆さんに共有できればと思い、この記事を書きました。「Web担当者だけど、あまりコアアップデートを理解していない」「最近行われたコアアップデートについて知りたい」と思っている方に必見の内容となっているので、最後までお付き合い頂けるとありがたいです。

【2023年12月更新】

コアアップデートとは

コアアップデートとは、Google側で検索アルゴリズム、システムの変更・改善を行うことで、検索結果の修正、改善を図ることが目的です。年に数回行われていて、不定期でこのコアアップデートは実施されます。なので、Googleの方から事前にアップデートに関する情報が公表されます。

そして、公表後数週間にわたってアップデートが実施されるというような形です。実施の概要に関しては、Google SearchLiaisonもしくはGoogle search centralのTwitterに情報更新されます。
(Google search central Twitter「2023年11月 コアアップデート情報」)

翻訳文:
本日、2023 年 11 月のコア アップデートをリリースしました。展開が完了したら、ランキングのリリース履歴ページを更新します:
https://status.search.google.com/products/rGHU1u87FJnkP6W2GwMi/history
これに関連して、更新の仕組みに関する復習として、Google 検索の更新に関する Q&A を投稿しました。

また、過去のアップデート等の情報に関しては、
Google Search Status Dashboard
で更新されていくので、過去の情報を遡って見たい方は随時ご確認ください。

Googleアルゴリズムのキホン

コアアップデートの説明の中でアルゴリズムについての言及がありましたが、「そもそも、Googleアルゴリズムって何?」「それによってどのように検索順位が決まるのか」など、いくつか疑問が挙がると思いますので、前提知識として分かりやすく説明したいと思います。Googleアルゴリズムとは、Google検索の順位を決める際に用いるルールや法則のことを指し、具体的な評価項目数としては、200以上あるといわれています。全てを把握するのは途方もないですし、明確に定められていない以上、考察することは至難の業ですね。

ただ、このルールの根底には、次の5つの考え方があり、それに則ったコンテンツを制作することが一番の近道だと考えられます。

(参考 https://www.google.com/intl/ja/search/howsearchworks/how-search-works/ranking-results/

この説明は次の節で詳しく行いたいと思いますが、結論として、Googleシステムはユーザーに適切なメリット、恩恵をもたらすことを第一に考え、検索順位を決定しています。ですので、「Webサイトを見てくれるユーザーを第一に考えたコンテンツ制作」をすることで一定のランキングは保たれると考えられます。

↓↓ 検索順位対策、SEO対策のキホンはこちら ↓↓
【2023更新】SEOとは?初心者が知っておきたいポイントと施策について

直近のコアアップデート内容

Googleコアアップデートについて、少しは理解して頂けたかと思いますので、次に、2023年で行われたコアアップデートについて紹介したいと思いますので、既に見たという方はスルーしてもらって、まだ見ていないという方は一度確認することをオススメします。

① 11月3日のコアアップデート(最新)
② 10月5日のコアアップデート
③ 8月22日のコアアップデート
コアアップデート対策について

以上を踏まえると、コアアップデートはサイト運営者、管理者に大きく影響するようなイベントだと考えられますね。自社サイトやブログなどのページ全体にわたり、コアアップデート中またはその後にその検索順位が大きく変動する可能性があります。ただ、先程も述べた通り、コアアップデートの情報は事前に共有されるので、こちらの方で対応、対策が出来そうです。

しかし、コアアップデートに向けて、具体的にどのような修正、改善を行えば良いのでしょうか。具体的な中身が説明されていないので、対応が難しい感じがしますが、先程説明したgoogleの根底にある5つのルール、原則を用いて具体的な対策を考えてみたいと思います。また、先程それらの説明を省きましたので、その概要も一緒に説明します。

① 検索意図

まず、検索意図とは、「何かを知りたい」「どこかへ行きたい」など、検索行為でのユーザーの具体的な感情、考え、行動のことを指します。皆さんも何か困りごとがあったときに、検索に対しそれを入力して欲しい情報、アイデアを手に入れると思います。この原理をそのまま利用してコンテンツを構成、作成することが重要となります。

ここで注意して欲しいのが、検索意図を単純に解決するだけのコンテンツだけだと足りないということです。ユーザーの欲する情報に加え、それを用いて何をするのか、何が得られるのかなど、その先までを想定したコンテンツを構え、ユーザーに対し何かしらの利益を与えることがこの検索意図を満たすコンテンツだと判断されますので、コンテンツを制作された際には、客観的にみてストーリー性があるかなど少し精査が必要になるかと思います。

また、検索意図に関しては、以下の4つのタイプに分類されるといわれています。

Do「何かをしたい」というアクションにつながるもの
例:「Googleコアアップデート 対策」
Know「何かを知りたい、解決したい」という問題解決につながるもの
例:「Googleコアアップデート 最新情報」
Go「どこか(特定サイト)へ行きたい」という欲求につながるもの
例:「Googleコアアップデート サイトA、サイトB」
Buy「何かを買いたい、購入したい」という行動につながるもの
例:「SEO対策 会社」「ホームページ制作 依頼費用」

基本的には、この4つに分類されるので、自社サイト、ブログなどがどこに該当し、どのような問題解決を提示するのかを想定してサイト改善を行うことが重要になります。検索意図の調べ方に関しては、想定するキーワードの関連キーワードやサジェスト、上位表示されているコンテンツなど様々なものを考慮する必要があります。

② 検索キーワードとコンテンツの関連性

こちらに関しては、想定しているキーワードとその中のコンテンツが合致しているのか、また、そのコンテンツ内でユーザーの問題解決に至っているのかが問われます。例えば、「SEO対策 費用」というキーワードで検索した際、「SEO対策についてのことは記載されているが、具体的な費用やその内訳はわからない」「具体的な費用感が分かったが、サービスの内容がイマイチ分からない」などそのキーワードに対してベストな回答(コンテンツ)が用意されているかが重要となります。

当然ながら、この想定キーワードが多くなるほど、コンテンツの具体性やボリュームは大きくなるので、テキストや画像のバランスを考慮する必要があります。

③コンテンツの質

こちらは用意されているコンテンツの質は問われることですが、Googleでは「E-E-A-T」という品質評価ガイドラインが存在します。

「E-E-A-T」とは、「Experience(経験)」「Expertise(専門性)」「Authoritativeness(権威性)」「Trustworthiness(信頼性)」の4つの略称で、これらを軸としたガイドラインによってコンテンツの質を評価しているわけです。

Experience
(経験)
商品やサービスを通じて得られた、利用してみての感想や意見、独自のアイデアなど、コンテンツ内に経験や言及が記されているかどうか
Expertise
(専門性)
コンテンツの作成者がそれに対してどれだけの技術や知識を保有しているか、それらが反映されたコンテンツかどうか
Authoritativeness
(権威性)
コンテンツや元となるサイトがどれだけ認知されているか、ユーザーからの人気があるのかどうか
Trustworthiness
(信頼性)
コンテンツ自体が信頼できるかどうか、虚偽の情報を発信していないか

以上の4つをもとに、コンテンツが判断されているので、参考程度に自社のコンテンツと比べて見てください。

④ ユーザビリティ

4つ目に、ユーザビリティですが、簡潔にいうと、「使いやすさ」です。

最近はあまり見られませんが、タブレット、スマホ端末で見たときにサイトがPCサイズで表示され、文字や画像が見えずらい状態だとすごくストレスを感じると思います。
また、サイト、ページの表示速度も関係します。googleの調査によると、表示速度が1秒から3秒に変わるだけで全体の32%がサイトを離脱するそうです。
(参考 Find out how you stack up to new industry benchmarks for mobile page speed
これはコンテンツを読む読まない以前の問題となりますので、自社のサイトが重いなと感じたら、今すぐに改善することをオススメします。

ちなみに、Googleの「PageSpeed Insights」で、Googleによる表示速度に関するチェック、数値評価を行ってくれるので、やったことがない方はぜひ試してみてください。

⑤ 言葉、文脈の考慮

Google検索を使用しているとわかると思いますが、検索している場所、日にち時間、過去の検索履歴から表示されるものはユーザーによってカスタマイズされます。例えば、「ホームページ制作」「映像制作」など検索すると、そこの地域や近くの企業の情報がでてくると思います。このように、調整、カスタマイズされた検索結果に対し、コンテンツがそれに対応しているかどうかが判断されます。

まとめ

いかかでしたでしょうか。当記事ではGoogleコアアップデートの内容からその基本的な対策までご紹介しました。大切なのは、アップデート情報を随時確認し、情報が更新されたら自社サイトのアクセス解析などで前後の検索順位やアクセス数をチェックすることだと思います。それにはまず、日頃からGoogleコアアップデートの情報を敏感にキャッチすることが求められますね。

アド・エータイプでは、ホームページ制作だけでなく、既存サイトの課題発見とそれに対する解決策の企画提案にも長けています。
少しでも気になることがありましたら、お気軽にご連絡ください。
ご相談はこちらから

この記事を書いた人

SNSのシェアはこちらから

アド・エータイプに、
相談してみませんか?

無料お見積り・お問い合わせなど、
お気軽にご相談ください。

ページ上部へ